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霊界を挙げての大計画(1)

「自分たちの住む地球もろとも破滅へ追いやることばかりしている人類を救済する」ために、

  シルバーバーチは地上へと戻ってきました。

 しかし、シルバーバーチが特別な力で私たち人類を救ってくれるのではありません。

「地上の人間は自らの努力で自らを救済できるようにならなくてはいけません。」

  そのための霊界からの計画・働きかけがスピリチュアリズムです。

 スピリチュアリズムの本来の意味と具体的な内容を知ることは、シルバーバーチの数々の言葉の

 より深い理解につながります。

3章 霊界を挙げての大計画

<スピリチュアリズムの定義> ……霊界主導の地球人類救済の大計画

   高級霊界挙げての計画的組織活動

      [組織的であり、管理・監督が行き届き、細かなところまで見事な配慮がなされた計画です。

       そうした計画のもとに、霊界の扉が開かれ、その扉は二度と閉じることもなければ途中で終わる

       ことはありません。]

<スピリチュアリズムのさまざまな要素>

 ①スピリチュアリズムの目的

 ②スピリチュアリズムの主役 …霊界の霊たち

 ③救済計画の具体的内容

 ④計画の進展状況

 ⑤計画に対する妨害・反対

 ⑥地上のスピリチュアリスト …霊の補佐役・協力者 道具

  ①スピリチュアリズムの目的 

   ・地球人類に霊的真理をもたらして救うこと

     [同じ地上のどこかで、極度の貧困で食べることができなくてまともに寝る場所さえなく動物以下の

     生活を強いられている人々がいます。しかし、私たちは自分の目の前に起こる出来事で頭の中は

     いっぱいです。多少の不満や不安はあってもこれといった悩みや試練とは無縁の生活をしている人に

     とっては、《救い》と言われても「どうして救いが必要なのかわからない」「自分に救いなど必要

     ない」「別に救ってほしいとは思わない」と感じるかもわかりません。

     これらはすべて霊的無知だからです

     霊的無知のまま過ごしているため、地上がどれほどひどい状態なのか当人である地上人はわかって

     いません。この霊的無知こそが地獄に等しい世界を作り続けているのです。

     だからこそ、救いが必要なのです。]

  ②スピリチュアリズの主役(推進者)

   ・地上人類救済の主役は霊界の高級霊たち、イエスを中心とする高級霊団

     [今までにも、それぞれの時代に各地域に合った形での啓示(インスピレーション)がなされてきま

     したが、局部的なものであり時間の経過とともに地上人により都合のいいように書き換えられ、原型

     である真理に手を加えられきました。]

   ・霊界の高級霊に、地上人類を救済する仕事を要請 (シルバーバーチの教え・上 P30/7~9)

     [要請したのはイエスを中心とする高級霊団であり、要請を受けたのがシルバーバーチなどの高級霊

      です。シルバーバーチの他に同じように霊界通信を送ってきた霊団がほかにもありました。]

   ・霊団は宇宙で最強の力 (P44/7~10)

     [目にこそ見えませんが、私たちのまわりには莫大な霊力や背後には霊たちがたくさんいます。

     最強の力を持った霊団が控えています。不安も取越し苦労も全く必要ありません。背後の霊たちの存在

     を知り、自分自身の可能性を自覚できれば大きな援助を得られます。] 

   ・多くの霊たちの無私無欲の利他愛・奉仕 (P41/後ろ3~P41最後)

   ・純粋な利他愛・人類愛(一切見返りを求めない) (P49/11~14)

   ・邪悪な集団・サタンと批判する間違った見方 (P64/8~後ろ3) 

  ③救済計画の具体的内容

   ・霊的真理を地上にもたらして、悲劇の原因である霊的無知・物質中心主義・利己主義を追放し、

    地球上から悲劇・不幸をなくす

   ・地上人類は霊的無知から暗黒と絶望の道を選択 霊界から地上に希望と光明と安らぎをもたらす叡智

    (霊的真理)を教えようとしている(P43/後ろ4~P44/1)

   ・霊的メッセージ(霊的真理)は、物質界を支配する唯物主義を消滅させる (P44/後ろ5~後ろ3)

   ・霊的真理を物質世界の最も需要な位置に据えることで、唯物主義と利己主義を地上から追放する

                               (P53/後ろ1~P54/1)

  ④計画の進展状況

   ・進展度=普及度

   ・反対があっても真理は必ず広がっていく (P44/2~3)

      スピリチュアリズム運動の勝利宣言 (P66/9~12)

   ・真理の普及が早くなるか遅くなるかは、地上人が自由意志をどのように使うか次第 地上人自身の責任

                        (P56/5~6)

   ・一人ひとり、ゆっくりと広がっていく (P42/1~後ろ1)

      ※本物のスピリチュアリストの数の増加がスピリチュアリズムの進展・霊的真理普及の目安

   ・霊的真理に目覚める人(スピリチュアリスト)の数が増えるにつれて、霊的光が行き渡るようになる

                                  (P47/10~12)

   ・現代のマスメディアを用いた真理普及は間違い

      真理の普及は騒がしい宣伝によって行われるのではなく、魂と心に訴え、霊との一体関係を緊密に

      することによって成就する  (P61/4~P62/3、P63/7~9)

(続きを次月学習します。)

 ⑤計画に対する妨害・反対

 ⑥地上のスピリチュアリスト …霊の補佐役・協力者 道具

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