スピリチュアリズムが目指す新しい世界
スピリチュアリズムによる霊的真理の普及によって実現する世界、私たちが目指す新しい世界とはどのような世界なのでしょうか。その新しい世界を作るためには、そうすればいいのでしょうか。それを知るためには、もう一度今の地上の現状(悲劇や不幸)を直視し、そしてスピリチュアリズムの必要性を理解することです。
4章 スピリチュアリズムが目指す新しい世界
<スピリチュアリズム運動とは>
・霊界主導の地球人類救済計画
(霊界の高級霊たちの計画のもと進められ、地上の道具となる人間によって広められていく)
・霊界から地上に霊界通信を通して真理・教訓・メッセージを届ける
(霊界による真理普及を目指しているが、その準備として物理的心霊現象であるフォックス家事件が
あります。)
・霊的真理が普及し霊的無知と物質中心主義が駆逐されるに伴い、人類は救われるようになる
1848年フォックス家事件 ⇨ 科学者による心霊研究 ⇨ 交霊会を通しての霊界通信
(ラップ音や空中浮遊現象) (霊魂説の証明) (身近な肉親から高級霊などからの通信)
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地上人類は霊界通信から得た霊的真理を受け取り、正しく理解し実践していく
<スピリチュアリズムの最終目的とは>
・一人ひとりの地球人類が霊的成長し、死後の生活の準備ができるようにすること(個人の救い)
・地上に新しい世界(地上天国・神中心の大家族・霊的同胞世界)を築くこと(地球人類全体の救い)
古い世界・・・・これまでの地上世界(物質中心・肉主霊従)→地上地獄
新しい世界・・・将来の地上世界(霊中心・霊主肉従)→地上天国
人から人へ、一人ずつ真理を広めていくことで、地上を天国に変えていく
<遠い将来に到来する『新しい世界』とは>
・スピリチュアリズムによる霊的真理の普及によって実現する世界(霊的同胞世界・地上天国)
大霊の意志(摂理)が実現した世界
奉仕(利他愛)の支配する世界
不公平と不平等・差別のない世界
一人ひとりが霊的成長して未熟なまま霊界入りしない世界
・スピリチュアリズムに携わる霊たちは、未来の地上天国を霊視している
新しい世界 ⇒ 痛み、苦しみ・死別の悲しみや不幸がなくなり、笑顔と笑い声の満ち溢れた世界
<遠い将来に到来する『新しい世界』とは>
・1938年シルバーバーチの霊訓の出版時点で、すでにスピリチュアリズムの勝利宣言
(遠い将来ではあるが、霊的同胞世界が必ず実現できることを宣言)
・スピリチュアリズムの人類救済計画はすでに地上に根付いている
反対者によって駆逐されることはない
・地上天国の到来は確実であり、あとは時間の問題 (人類の自覚・自由意志にかかっている)
早い遅いはあっても、確実に地上天国は到来する
・地球は大霊の摂理にすでに回帰しつつある
・スピリチュアリズム運動の進展をストップさせることはもはや不可能
<新しい世界に向けての闘いと進展>(スピリチュアリズム運動の闘い)
物質中心主義 霊中心主義
利己主義(エゴ支配の世界) ⇨ 利他主義(利他性支配の世界)
地上地獄(暗黒の世界) 地上天国(光輝く世界)
・地上天国(真理が普及し悲劇のなくなった世界)が出現する前には苦難の時代がある
→新しい世界の誕生には生みの苦しみが伴う
(災害・事故・病気など苦しい体験を通して人類が変わっていく
・これまでのエゴ的な社会システムを取り除き、永遠の摂理(真理・利他性・サービス)の上に
新しい社会システムを築いていく (神性は利他性によってのみ発揮される)
・これまでの既得権・利己性を取り除く
利益をもたらすあらゆる特権を取り除くこと(政治家・実業家・宗教界などに存在する特権)
特権=不公平・不平等
・大霊の恩寵(食べ物など)を地球上のみなで分け合う
エゴ的所有(独り占め)を利他的・公平的分配にする(人のために役立てる)
・利他愛の実践
利他性(奉仕)の摂理の広がりと実行に伴って、すべての地上人類が利他的に生きるようになる
それに疑問を持つ者もいるが不可能ではない(高い目標ではあるが人類が目指すべき理想)
・悲しみ→喜び 無知→叡智 失望→希望 迷い→確信 へ変えていく
・計画は着実に進行中 これまでの暗闇に大霊の光が差し込み、エゴ・不平等・不公平が取り除かれ
つつある(それを霊的に見せられなのが残念 P71/2~5)
・無償の奉仕(利他愛の実践)を通してのみ地球人類は救われる
<スピリチュアリスト(先に真理を知った者)の使命>
・スピリチュアリストの使命
霊界の道具として霊団と一致団結し霊的真理を普及させて人類を救う
(宗教では奇跡が起きたり救世主が救ってくれるとしているが、そうではなく真理を手にした人の実践
によって個人が救われ普及とともに人類全体が救われるようになる)
・スピリチュアリスト以外でも自覚するいないに関係なく、新しい世界実現ために霊界から活用されて
いる
霊団が主役で、地上のスピリチュアリストは援助者協力者の立場・道具の立場であることを忘れない
(しかし、最終的な決定・実践は地上人であり地上人の自由意志の摂理は変えられない)
・地上人類が必要としている霊的真理と神の摂理を霊界とともに伝えていき、古い間違った信仰を捨て
させ、真理に基ずく正しい信仰へ導く
・大霊団は地上の同志(スピリチュアリスト)との協調関係を待ち望んでいる
スピリチュアリストはその霊的勢力の存在を認識し、霊力・霊的真理を武器にして地上世界の人々を
救っていくことが使命である