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霊的進化の道を歩む神の子供たち

私たち人間は、霊的成長をするためにこの地上に生きています。

地上生活を終え霊界に帰ったときの生活と仕事に備えるためです。

なぜ霊的成長を必要とするのでしょうか。それは、霊的成長が本当の幸せだからです。

ではどうすれば霊的成長をするのでしょうか。それは、摂理と一致した生き方をするしかありません。

​ここでは、霊的成長の意味と霊的成長する生き方などを学習します。​

10章 霊的進化の道を歩む神の子供たち

霊的進化とは霊的成長で、神の子供たちとは私たち全人類のことです。

地上生活と霊的成長の関係は切っても切れません。なぜなら、地上生活自体が霊的成長のためにあるからです。

《真の進化・霊的成長とは》

  大霊の摂理  ⇨  霊的成長  ⇨  幸福

 (摂理に一致させる努力)      (霊的な幸せ)

    ↑

・大霊の摂理とは、通して宇宙・万物すべてのものを支配し調和状態におくためのシステム

   摂理に一致すれば調和し人間は幸せになれる

 ⇩​

    霊的成長し幸せになる人が増えるということは、利他愛を持った人間が増えるということ

            それはやがて、地上に広まり地上全体の幸せになる

《人間の霊的成長に関する摂理》

 ⑴霊優位の摂理……霊主肉従の努力

   霊的自己コントロール・霊的なものを優先する努力・本能ではなく良心に従う努力

 ⑵利他性の摂理……利他愛の実践

   人の役に立つこと、サービス(奉仕)

 ⑶償いの摂理……苦しみの甘受

   カルマの清算、苦しみからの逃避ではない

   霊的成長する生き方とは、これら摂理に一致した生き方​

   ※苦難を通しても人間は成長する (シルバーバーチの教え・上P160/9~11)

    (苦難は良いもの、有難いもの→世間一般の常識とは正反対の考え)

     ……シルバーバーチの特徴は『苦難の思想・哲学』 

     ほとんどの宗教は、苦しみや困難から逃れることや避けることを教えている。

     なぜ、苦しみや困難が有難いのか、良いところは何か。

《苦難の意義》

 ⑴カルマを切って霊的成長をリセットする(カルマ・摂理と不一致があると霊的成長が止まる)

 ⑵霊的覚醒をもたらす(愛する人の死や苦しみから霊的なものに目覚めることがある)

 ⑶魂を鍛える(忍耐力が養われる)

​ ⑷愛の心・同情心を深める(同じような苦しみの体験があればこそ他人の苦しみを理解でき慰めら                                         れる)

 ⑸霊との絆の強化(苦しみの過程で霊界の人たちからの援助を感じることができるようになり、気 付くことでさらに援助を受けやすい関係になる)

   苦しみからの逃避ではなく、苦しみの甘受により霊的成長ができる

​​

《永遠の霊的成長》

 ⑴宇宙、万物、人間、動物すべての存在が進化する 「進化の法則」

 ⑵人間の場合

   ・本体である分霊(ミニチュアの大霊)は死後も永遠に存在する

   ・地球という物質世界を出発点として永遠に霊的成長・進化する

     →『永遠の霊的成長の摂理』(シルバーバーチの教え・上P160/6~8)   

 ⑶人間にとって最も価値あるもの=霊的成長

   ・霊的成長は生命・健康・金銭これらの地上で価値あるもの以上に大切なもの

   ・シルバーバーチの人生観(シルバーバーチの教え・上P160/後ろ4~最後) 

      人生の目的であるため、霊的成長出来ない人生は無駄な人生になる

    ※霊的成長が「シルバーバーチの霊訓」の価値観・善悪観・幸福観の基準

        霊的成長すれば幸福 ⇔ 霊的成長しなければ不幸

        霊的成長にプラスは善 ⇔ 霊的成長にマイナスなら悪

 ⑷人類の進化とは霊的なもの(シルバーバーチの教え・上P168/後ろ4~後ろ3)

   ・永遠の価値基準は霊にあり、物質や肉体にはない。霊こそが永遠

   ・人間の永遠の進化・向上とは、霊的なものであって物質的なものではない

 ⑸終わりのない永遠の進化

   ・人間の霊的成長には終着点はない。どこまでも進化の道が続く

   ・進化に伴い、一歩一歩大霊に近づいていく。しかし、大霊と融合して個別性がなくなること はない

 ⑹霊的成長の摂理の完全平等・完全公平

   ・霊的成長が唯一の幸福の判断基準 (すべての人間にとって霊的成長が善であり真の幸福)

   ・霊的成長のチャンスは、摂理支配の中ですべての人間に平等に与えられている

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