真理普及のプロセス
【真理普及のプロセス】
(計画的かつ継続的な霊界からの働きかけ)
今の私たちは、各自の時期がくれば様々な方法で『霊的真理』を受け入れることができるようになります。
この『霊的真理』が地上に下ろされるまでの過程をまとめました。
・さまざまな心霊現象の演出
(1848年 アメリカ フォックス家事件が始まり)
↓ ※『最高の福音』P174/後ろ4~後ろ1
「今からほぼ一世紀前(1848年のハイズビル・フォックス家事件)に始まった、大々的な組織体制
↓ のもとでの霊力の降下がなかったならば、地上世界はもっともっと深刻な事態に陥っていたはず
です。潜在的な更生力が全世界に働きかけてきたからこそ、この程度で終わって いるのです。」
↓
・霊魂説の証明 (一流の科学者たちによる証明)
(霊界通信の準備)
↓ ・人間は死後も霊魂として存続し続ける
・霊魂の住む死後の世界(霊界)がある
↓ ・霊界から地上への働きかけが可能である
・霊界通信の演出
↓ ・霊界から地上人にメッセ―ジや知識を送る
・さまざまなレベルの霊界通信 ※1
↓ (高級霊の教えから、死後間もない霊からのメッセージまで)
・霊的知識・真理
膨大なメッセージや通信の中から優れたものを選別
↓
新しい霊的思想 (人生観・死生観・世界観・価値観など)
↓
さまざまな物事の捉え方や見方が変わる
各地で起こった心霊現象をはじめ、科学者たちによる研究・証明、様々な霊界通信は霊界で立てられた
計画で、この一連の流れの先にある霊的真理・霊的知識で人類を救おうとしています。
※1 特に優れた霊界通信
『霊の書』 アラン・カルディック
『霊訓』 モーゼス
『シルバーバーチの霊訓』
(優れた霊界通にはいくつかの共通点があります)
①霊界通信を送ってくる霊が謙虚である …自分が語る内容は現時点で自分が知り得た知識
②因果律を説く(自分が蒔いたタネは自分で刈取る) …神の特別な恩寵や奇跡はない
③不安の念、取越し苦労は不要 …霊界からの援助やインスピレーションの妨げになる
●スピリチュアリズムがもたらす霊的事実
⑴ 死の問題を科学時代(19世紀半ばに取り上げた)
物理的心霊現象を霊界主導でおこした
⑵ 宗教という形式ではなく、霊的事実に基づく新しい霊的思想という形で、死の問題や疑問に回答を示す
⑶ さまざまな心霊現象の科学的研究 → 霊魂説の正当性の証明 → 人類史上初の死の真実の解明
一流の科学者や物理学者によって研究させ、霊魂の存在を客観的事実として証明し人々に死や死後の
事実を明かそうとした
⑷ 従来の宗教の死生観は信仰問題と関わっていた
宗教ごとのさまざまな死生観がある → スピリチュアリズムによって、唯一の死生観の確立
死の問題を宗教(信仰)と切り離し客観的事実の問題にすることで、霊的事実こそが宗教・国家・人種・身分
による違いはなく、人類の共通の事実であり誰にとっても霊的事実は一つだと説いている
今、私たちが手にできる知識や真理はごく一部です。
まだまだ知らされていない真理、理解できない真理があるといいます。
【最高の福音】P142/8~後ろ3
「人類の永い歴史の中のある一時期のために届けられた霊力を、神による最終的な啓示と見なしてはなりません。啓示というものは、時代と民族の理解力に合わせて届けられるもので、継続的かつ進歩的です。理解力の及ぶ範囲内で少し進んだもの、ということです。常に一歩先のものが届けられ、そこまで到達すれば、さらに次の段階のものを、というふうに、無限の梯子を登ってまいります。」
【シルバーバーチの霊訓[5]】P29/2~5
「私たちのメッセージは全人類を念頭においております。いかなる進化の階梯にあっても、そのメッセージには人類が手に取り理解しそして吸収すべきものを十分に用意してあります。人類が階段の一つに足を置きます。すると私たちは次の段でお待ちしています。人類がその段まで上がってくると、また次の段でお待ちします。こうして一段また一段と宿命の成就へ向けて登って行くのです」