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死後世界観(霊界)

死後、最も大切なことは【死の自覚】です。

​死の自覚のあと、必要なことは地上的意識や地上臭を拭いさることです。

死とは肉体と霊体を繋いでいたシルバーコードが切れることで、肉体を捨て霊体だけになることですが、霊体には地上で数十年肉体と重なって過ごしているうちに地上的・物質的な影響が染みついています。

霊的なものしか存在しない霊界へはこのままでは行くことができません。

そこで幽界で霊体の調整を行います。

霊的純化とは、霊体に張り付いている地上的な思考や物質的なものへの欲や依存を拭いさることと霊体の調整です。

 何でも望みの叶う幽界で地上的意識・地上臭をすべて拭い去り霊界へ入ると、そこは幽界よりもさらに素晴らしい世界だとシルバーバーチは言っています。

◆◆霊界の環境とそこでの生活◆◆

・幽界よりもすべての点で素晴らしい世界、光輝く世界

  地上の美しさとは比べものにならない世界

  限りある言語で表現できない世界 

  例えるものが地上にない美しい世界 

シルバーバーチが霊界の素晴らしさを地上の言語で精一杯伝えようとしている箇所が下記の部分です。

    『シルバーバーチの教え・上』P184/7~P186/3、P186/後ろ1~P187/後ろ3

    『シルバーバーチの教え・下』P151/6~P152/3、P158/2~4

・純粋な霊的世界であるため、地上臭は一切存在しない

  霊界は神の摂理が支配する世界で、その摂理がすべての霊の共通の法則になっています。

    『シルバーバーチの教え・上』P192/4~9

・その法則の中で最も重要なものが〈利他性の摂理〉である

  霊界では人々は他者のために働き、〈霊的成長〉という共通の目的に向けて人生を過ごしている

  仕事は利他愛の実践であり、お互いの人間が愛し合い助け合って、霊的成長の道を歩んでいる

・霊界では界層が上がるにつれて男女差がなくなっていく

  地上のような男女の区別は消滅していく

  したがって、霊界には地上のような男女愛も結婚関係も存在しない

    『シルバーバーチの教え・上』P190/3~P191/5

◆◆霊界の界層世界◆◆

・霊界は霊的成長度によって住み分けられている界層世界

・そこでは霊的親和性によって、霊的成長度の同じ者同士が引き合い集合し、霊的グループ(霊的家族)を形成

 している。

・人間の霊的成長度が無限にあるように、それに伴って形成される霊界の界層は、無限の数にのぼる。

 従来言われてきた七世界論などは間違い

・すべての界層が、一つの霊界という場に重複して存在している

 霊的波動の異なる界層の住人には、他の界層の人間が見えない

・通常は異なる界層間での交流はない

  (例外的に上の界層の者が、仕事のために下の界層に降りてくることがある)

・霊的成長度の等しい者同士が集まった“霊的家族(霊的グループ)”では共同生活が営まれて、全員が

 共同成長の道を歩んでいる

・霊的家族の中で一足先に霊的成長した者は、今いる霊的グループを卒業して、他の霊的グループに移動するよ

 うになる

    『シルバーバーチの教え・上』P198/後ろ1~P199/後ろ2

    『シルバーバーチの教え・下』P198/6~7

  霊界でも成長を続けています。

  霊界は幽界よりも素晴らしい世界で、神の摂理が支配し利他愛一色の世界、愛し合い助け合いの世界、

  すべて精神的な世界です。

  そして、霊的親和性のある者同志が集まり霊的グループを作り、その中で生活し共同成長していきます。

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