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スピリチュアリズム計画の全体像

スピリチュアリズムの本来の意味は、本質は、目的は何でしょうか。

それは私たち人間にとって重大な内容です。

それを広めていく計画がスピリチュアリズム計画です。

シルバーバーチの霊訓の慰めが得られるところや興味のあるところだけを求めることは、スピリチュアリズムの点の理解になってしまいます。また、心霊現象のみを突き詰めることも同じです。

それはともに、偏狭で独断的な理解になってしまいます。

スピリチュアリズム運動とは ・・・・ 霊界主導の地球人類救済計画(救済の観点から見た定義) 

  ・スピリチュアリズム運動の主役 → 霊界の人々(高級霊団・中心はイエス)

シルバーバーチの教え(上)P22/3~5・P27/LB3

    <イエスを中心に多くの高級霊が集まり計画しています。このシルバーバーチの霊訓もシルバーバーチの考えを

     一人で通信してきているのではなく、シルバーバーチの後ろには何百何千もの多くの高級霊が控えています。>

  『シルバーバーチの霊訓[1]』P164/6~9

   「私たちはイエス様の使節団なのです。イエス様のお考えを地上の人たちに伝え、地上の人たちの考えを

   イエス様にお伝えするのです。でも、イエス様の霊はいつも私たちとともにあります。けっして遠くに

   いらっしゃるのではありません。」

・スピリチュアリズム運動の目的 → 地球人類の救済 

 ・スピリチュアリズム運動が起きた理由 

シルバーバーチの教え(上)P30/7~9・P40/3~6 

  『シルバーバーチの霊訓[2]』P20/3~4

   「私には人生に疲れきった人間の数々──生活は暗く、あたかも霧と靄の中で暮らしているような人間、

   肉体的にも知的にも霊的にもがんじがらめにされた人間が見えます。」

  『シルバーバーチの霊訓[2]』P17/LB1~P18/2 

   「霊界から地上世界を見ると悲劇と悪行が目に余ります。強欲と利己主義と略奪が横行し、改めねばならな

    いことが無数にあることが判ります。」     

  『シルバーバーチの霊訓[2]』P25/LB4~LB1

   「神から霊的遺産として当然味わうべき生命の優美さ、豊かさを全く知らない人間の数の多さに愕然とさせら

   れます。餓死の一歩手前でようやく生きている人々、地上生活の最低限の必需品さえ恵まれずにいる人々を

   坐視するわけにはまいりません。地球の富の分配の不公平さを見て平然とはしておれないのです。」

<地上が平和で何一つ苦しみもなく人類全員が幸福であったなら、この運動は不要。すべての人間がお互いを思いやり分け合い生活していたなら、飢餓や貧困、戦争は起こりません。しかし、実際はさまざまな悲劇や不幸だらけで多くの人間が苦しんでいる。先に霊界へ行っている霊からみれば地上の人間が余りにも不幸に思え、助けたいとの利他愛の思いからのからの働きかけです。> 

  『シルバーバーチの霊訓[4]』P21LB1~P22/10

  「しなければならないこと(苦しむ地上人を救う)があるのを自覚しながら心の安らぎが得られるでしょう

   か。地上の同胞が、知っておくべき真理も知らされず、神の名のもとに誤った教えを聞かされている事実を

   前にして、私どもが安閑としておれると思われますか。 光があるべきところに闇があり、自由であるべき

   魂が煩悩に負けて牢獄に閉じ込められ、人間の過ちによって惹き起こされた混乱を目のあたりにして、私ど

   もが平気な顔をしていられると思われますか。私どもがじっとしていられなくなるのは哀れみの情に耐え切

   れなくなるからです。(霊的存在として受けるべき恩恵を受けられずにいる人間がひしめいている地上に何

   とかして神の愛を行きわたらせたいと願うからです。神は人間に必要不可欠なものはすべて用意して下さっ

   ています。それが平等に行きわたっていないだけです。偉大な魂は、他の者が真理に飢え苦しんでいる時に

   自分だけが豊富な知識を持って平気な顔をしていられないはずです。」

・スピリチュアリズム運動の計画       霊的真理による救済計画 

シルバーバーチの教え(上)P30/7~9・P40/3~6P43/5~10・P40/LB1~41/10・P53LB1~54/1

◆スピリチュアリズムの人類救済計画の全体像(救済の観点からみたスピリチュアリズムの全体像)

霊界の高級霊は、地上が悲劇に覆われているから救いたいと思っているが、では私たち地上の人間はどこまで地上の悲 劇を認識しているのか。日本で生活していると世界で起こっている戦争や食べる物がなく死んでいく餓死の現状がわかり ません。どれほど地上は不幸なのか。改めて、一体どこが問題なのか、悲劇なのか現実を知る必要があります。

  (スピリチュアリズム普及会 第1公式サイト)

   http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/about_sp/sp-religion/sp-religion-5.htm

① 戦争 (国家民族宗教間、今も地上のどこかで殺し合いをしている。)

『シルバーバーチの霊訓[9]』P20/6~8

「人類はみずからの過った考えによって、今まさに破滅の一歩手前まで来ております。やらなくてもいい

    戦争をやります。霊的真理を知れば、殺し合いなどしないだろうにと思うのですが・・・。]

② 貧困・飢餓 ( 72億の内8億1500万人9人に1人が飢餓で苦しむ。世界の死因1位。

シルバーバーチの教え(上)P26/LB4~27/4

  『シルバーバーチの霊訓[9]』P22/7~10

    「この地上に見る世界は幸せであるべきところに不幸があり、光があるべきところに暗闇があり、満たさ

    るべき人々が飢えに苦しんでおります。なぜでしょう。神は必要なものはすべて用意してあるのです。問

    題はその公平な分配を妨げる者がいるということです。取り除かねばならない障害が存在するということ

    です。」                       

  『シルバーバーチの霊訓[9]』P20/9~12

    「神は地上に十分な恵みを用意しているのに、飢えに苦しむ人が多すぎます。新鮮な空気も吸えず、太陽の

    温かい光にも浴さず、人間の住むところとは思えない場所で、生きるか死ぬかの生活を余儀なくされてい

    る人が大勢います。欠乏の度合いがひどすぎます。貧苦の度がすぎます。そして悲劇が多すぎます。」 

③ 宗教による霊的牢獄  シルバーバーチの教え(上)P40/7~LB2・P47/2~6 

④ 精神の堕落・退廃

⑤ 差別

『シルバーバーチの霊訓[4]』P28/9~P30/9

   「私たちは一人の例外もなく神の一部です。赤い肌をした者(銅色人種)もいれば黒い肌をした者もお

   り、黄色い肌をした者もいれば白い肌をした者もいます。が、その一つひとつが全体の組織の一部を構成

   しているのです。 そのうち神の摂理が地上全体で理解され、あらゆる肌色をした人種が混り合い、お互

   いに愛念を抱いて生活する調和のとれた地上天国が実現する日が来ます。今のあなた方にはそうした肌の

   色の違いが何を意味しているかは理解できません。が、その一つひとつに目的があり、それなりに生命の

   法則に貢献しているのです。 そのすべてが融合し合うまでは地上にいかなる平和も訪れません。言いか

   えれば表面の肌色でなく、その奥の魂を見つめるようになるまでは真の平和は訪れません。     このサークル(レギュラー・メンバーとシルバーバーチ霊団)がほぼ世界中の民族から構成されている

   ことに気づかれたことがおありでしょうか。そのことにも地上人類への教訓が意図されているのです。    私たちはどの民族にも他の民族にない特有の要素があって全体の為に寄与していることを学んだのです。

   各民族が全体にとって最善のものを持ち寄るのです。今までのところ地上人類は黄色人種は黄色人種なり

   に、白色人種は白色人種なりに、他の人種にない存在価値があることを理解しておりません。」

⑥ 動物虐待・環境破壊 (動物実験は言うまでもないが、動物虐待の1位は肉食である。)

 シルバーバーチの教え(上)P200/LB4~201/1

   『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 P131/6~P132/10

     「―― 動物を人間の食料や衣服にするために殺すのは間違ったことでしょうか。動物自身は自然界の原

      理で互いに殺し合っているのですが……

     こうしたことはすべて程度問題であり、進化の一過程として捉えるべきです。自然界は弱肉強食である

     とよく言われていますが、それは大自然の進化の部分的現象にすぎません。大自然がすでに完成されてい

     ると述べている霊界通信はないはずです。自然界も進化の途上にあるからです。

     理想を言えば――わたしの答えはどうしても理想を述べることになってしまいますが――動物を人間の食

     料として、衣類として、また(遊牧民の)住まいとするために殺すのは間違いです。しかし、未熟な世界

     においては完全な理想が実現されることは期待できません。しかし、だからといって、理想へ向けての努

     力をしないでよいということにはなりません。どうしても殺す必要がある時は、なるべく苦痛を与えない

     方法を取らないといけません。残酷な殺し方は止めてください。食料を得るために殺すのは間違いである

     ことを人類が悟る段階まで一足跳びに到達することはできない以上、殺し方をできるだけ苦痛を与えない

     ように工夫してください。皆さんは変化しつつある世界に生きており、わたしたちも、どうせ今すぐには

     実現できないと知りつつ、理想を説いております。もしもわたしたちが努力目標としての理想を説かずに

     いたら、与えられた使命を全うしていないことになります。目標の水準は高めないといけません。低くし

     てはいけないのです」   

   『シルバーバーチの霊訓[5]』P115/3~6

     「神の創造物に対して苦痛を与えることは、いかなる動機からにせよ許されません。ただ、動物実験をし

     ている人の中には、人類のためという一途な気持ちでいっしょうけんめいなあまり、それが動物に苦痛を

     与えていることに全く無神経な人がいることも忘れてはなりません。しかし摂理を犯していることに変り

     ありません」                     

⑦ 霊界下層の地獄化 

   『シルバーバーチの霊訓 地上人類への最高の福音』P189/1~189/6

     「死んで霊界へ来た人は――初期の段階にかぎっての話ですが――地上にいた時と少しも変わりません。

     肉体を捨てた――ただそれだけのことです。個性は少しも変わっていません。性格はまったくいっしょで

     す。習性も特質も性癖も個性も、地上時代そのままです。利己的だった人は、相変わらず利己的です。ど

     ん欲だった人は、相変わらずどん欲です。無知だった人は、相変わらず無知のままです。悩みを抱いてい

     た人は、相変わらず悩んでおります。少なくとも霊的覚醒が起きるまでは、そうです。」

   今までにも、こうした地上の悲劇をなくそうと悲劇の原因が物質中心主義や利己主義(自分満足を満たすだけの

   欲望)であることが分かっていた心ある人々によってさまざまな事がなされてきました。

   しかし、地上から悲劇がなくなることはありませんでした。

   それはなぜが・・・

根本原因が人類にはわからなかったからです。

​   根本原因とは、霊的無知です。

 シルバーバーチの教え(上)P31/LB4~P32/2

物質中心主義  → 霊中心主義

  利己主義   → 利他主義

 政治・経済・教育・宗教もこれら2つのガンの上に 成り立っている

  暗黒の世界・地上地獄 → 地上天国・神を中心とする霊的大家族 

    物質中心主義・利己主義がはびこる地上は、暗黒の世界です。

    その地上を何とかしたい、神を中心とする霊的大家族の地上天国に変えたいとの霊界の思いから

    始まったのが、スピリチュアリズム計画です。

    では、どうやって地上を救うのか… それは霊的真理による救いしかありません。

 シルバーバーチの教え(上)P54/1~3

    知識を得るだけでなく実践(真理・摂理に沿った生き方)が伴って、一人ひとりの覚醒・個人の救い

シルバーバーチの教え(上)P42/LB5~LB2 

     ・霊主肉従の努力・利他愛の実践・苦しみの甘受

                ⇩     

    霊的成長ができ、初めて一人ひとりが救われていく 

シルバーバーチの教え(上)P34/LB2~P35/2・P69/10~LB3・P47/LB2~P48/4

    しかし、霊的覚醒・魂の覚醒には霊的なものを受け入れられる時期がある。

    だから、一過性のブームでは覚醒とはならない。時期がきた人が一ずつ霊的成長していくことができ

    やっと一人ずつの救いが起きる。そんな風に、団体でもなく一過性でもなく、時期が来た個人個人が

    霊的覚醒を起こし救われていく。それが、少しずつ広がり救われていく人が増えてやがて地上地獄が

    地上天国へと変わっていくことになる。

    霊的真理とは、

    ・私たちは神によってつくられた霊的な存在

    ・永遠の生命の中で永遠の霊的成長をするようになっている

    ・今の地上生活は一時の束の間の時間でしかない

    ・地上ならではの体験を通し死後待ち受ける霊界での永遠の生活のための自分を作り上げている

   すべての人間が神によって作られたということは、すべての人間にとって神は同じ霊的親である

   国家・民族・肌の色が違っても共通の親をもつ霊的な大家族で、すべての人間が大家族の一員です。

    『シルバーバーチの霊訓[5]』P53/6~11

     「神の分霊を宿し、その意味において真実〝神の子〟であり、永遠にして不変の霊の絆によって結ばれて

     いるという意味において真に同胞であり、人類全体が一大霊的家族であり神の前に平等であるということ

     です。 霊の目を持って見る者は民族、国家、気候、肌の色、宗教の別を超えて見つめ、全人類を一つに

     繋ぐ霊の絆を見てとります。地上世界は今こそそうした単純な真理を見直す必要があります。」

  霊的真理のよって一人ひとりが救われていき、地上がやがて神を中心とする霊的大家族になりお互いが思い

  やりと奉仕の精神で結ばれた明るい世界、地上天国に変えていく事がスピリチュアリズムの最終目的です。

   『シルバーバーチの霊訓[9]』P42/6~43/6

    「私たちは、霊が生命を吹き込んでくれたおかげで共通の絆を与えられているのです。そのことによって

    全世界の神の子が根源において結ばれていることになるからです。人間が地上でも、そして死後も生き続

    けることを可能にしているのは、神を共通の親として、全人類を一つの家族に結びつけているのと同じ霊

    力なのです。この崇高な事実こそ私たちが啓示せんとしている真理です。あらゆる物的差違、あらゆる障

    害、あらゆる障壁を超えるものです。肌の色の違い、言語の違い、国家の違いを超越するものです。物的

    存在の表面の内側に、断とうにも絶つことのできない同胞性で全人類を結びつけている、共通の霊的属性

    があることを教えております。今の地上世界にはぜひともこの真理が必要です。その理解さえ行きわたれ

    ば戦争は無くなります。世界中ではびこり過ぎている利己主義と貪欲と既得の権利が撲滅されます。」

  すぐには実現しない、何百年何千年かかるかわからないが、必ず成就するとシルバーバーチは繰り返し言って

  います。

  『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセ-ジ』P127/7~10    

   「基盤はすでに出来上がっているのです。何年も前から、その基盤づくりはこちらの世界で終わっている

   のです。苦痛は伴いながらも、ゆっくりと各界の名士あるいは名もなき男女が、永遠の霊の実在の証言に

   立ち上がり、神の計画の一刻も早い実現のために刻苦したのです。新しい世界はかならず実現します。」

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