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なぜシルバーバーチの霊訓なのか

【 なぜシルバーバーチの霊訓なのか 】

シルバーバーチの霊訓に感動した人は、シルバーバーチの語る言葉に慰められ、生きる勇気をもらい、苦しみを乗り越える支えにもなっています。

数ある霊界通信の中で、なぜシルバーバーチの霊訓が価値ある霊界通信なのか、その素晴らしさを改めて理解したいと思います。

●シルバーバーチとは

 ①およそ三千年前に地上に住んでいた人間・・・今は死後の世界(霊界)にいる霊

(霊とは 肉体を持たなくなった人間のことであり、シルバーバーチは私たちと同じ地球に生活していた人間だったと

   いうことです。)

 ②地上に再生する必要のなくなった高級霊 

  (なぜ再生の必要がなくなったかというと、そもそも地上とは差別・貧困・戦争飢餓などといった悲劇がいまだに

   解決できずにいるとても未熟な世界です。私たち自身も未熟だからこそ、この未熟な世界に存在しています。

   シルバーバーチは三千年の進化・成長の結果、高級霊に至った霊です。シルバーバーチはもう地上で学ぶもの

   がなくなったから、地上への再生が必要なくなったのです。)

●霊訓とは

 ・霊界にいる霊が説く教え → 霊界通信

   シルバーバーチの霊訓 ⇒ シルバーバーチという高級霊(死後の世界にいる一人の人間・霊)の

                説く教え   

    ※実際は一人ではなく霊団・組織の代表(マウスピース)として私たち地上人に通信を送ってきていました。 

 「シルバーバーチは、これは自分の教えではなく、自分の所属界よりもさらに高い界層から送られて

       きたものを自分が中継しているに過ぎないと言う」 (シルバーバーチの教え・上)P9/1~2

シルバーバーチの霊訓とは、霊界から地上へ届けられた

「人類史上最高の叡智であり人類を真に救う霊的知識・真理」です。

    ※基本的な真理とは、

     ・人間は霊的存在である (この物質世界で生きている今も霊的存在)

     ・死後はみな霊界へ行く (それぞれ帰る世界がある)

     ・永遠に生き続ける   (完全へ向けての成長の連続で、永遠に生き続ける)

●霊界通信とは

  霊界通信が成立する3つの要素

  ・通信霊 : シルバーバーチ ※通信の主役

  ・霊媒(通信を受取る人間) : モーリス・バーバネル  

  ・交霊会の参加者(交霊会の場) : ハンネン・スワッハー・ホームサークル

    ※実は霊界側にも霊媒の存在がある

     「我々がシルバーバーチと呼んでいる霊は、実はレッド・インディアンではない。いったい誰なのか、今

     もって分からない。分かっているのは、その霊は大変な高級界に所属していて、その次元からは直接地

     上界と接触できないために、かつて地上でレッド・インディアンだった霊の霊的身体を中継してわれわれ

    に語りかけている、ということだけである。」 (シルバーバーチの教え・上)P12/1~5

   シルバーバーチは地上に直接霊界通信を届けるには霊格が高すぎて、地上の霊媒と直接コンタクトがとれ

   ないため霊界側にも中継役の霊媒を置かなければなりませんでした。霊界側の霊媒はレッド・インディアン

   でした。インディアンが霊媒として選ばれた理由は、地上時代に多彩な心霊能力を持っていたこともあります

   が、当時根強くあった人種差別を意識しての理由もありました。​

     「私たちは一人の例外もなく神の一部です。赤い肌をした者(銅色人種)もいれば黒い肌をした者もお 

     り、黄色い肌をした者もいれば白い肌をした者もいます。が、その一つひとつが全体の組織の一部を構

     成しているのです。 そのうち神の摂理が地上全体で理解され、あらゆる肌色をした人種が混り合い、

     お互いに愛念を抱いて生活する調和のとれた地上天国が実現する日が来ます。今のあなた方にはそうし

     た肌の色の違いが何を意味しているかは理解できません。が、その一つひとつに目的があり、それなりに

     生命の法則に貢献しているのです。 そのすべてが融合し合うまでは地上にいかなる平和も訪れません。

     言いかえれば表面の肌色でなくその奥の魂を見つめるようになるまでは真の平和は訪れません。このサー

     クル(レギュラー・メンバーとシルバーバーチ霊団)がほぼ世界中の民族から構成されていることに気づかれ

     たことがおありでしょうか。そのことにも地上人類への教訓が意図されているのす。」

(シルバーバーチの霊訓[4])P28/9~P30/5

●なぜ、「シルバーバーチの霊訓」なのか

①通信霊が最上級の高級霊 

   (現時点ではシルバーバーチの霊訓の内容は最高級と言えますが、人類がもっと霊的成長をすれば更に高い真

   理が届けられるようになります。今は、シルバーバーチが述べていることが実践どころか理解すらできていないの

   が現状です。今のところはこれ以上のものが届けられることはありません。

②地球人類全体の「霊的成長」と「魂の救い」を中心としている  

(シルバーバーチの教え・上)P30/8~9

    「自分たちの住む地球もろとも破滅へ追いやることばかりをしている人類を救済することでした。」

    ・P43/5~10

    「私たちは素晴らしいメッセージを地上という物質界へお届けしているところです。それは人間を真の

     意味で自由にし、大霊から授かった資質を有り難いものと思わせてくれるメッセージです。あらゆる

     束縛や足かせを捨て去る方法を教え、霊的知識を満喫させてくれるメッセージです。物質界だけでな

     く死後の世界にも通用する生き方を教えてくれるメッセージであり、美と愛と叡智、理解力と真実と

     幸せをもたらしてくれるメッセージです。そして『人のため』というサービスの精神を説くメッセー

     ジなのです。」

    ・P40/LB1~41/10

    「私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性

     を認識すれば、戦争や流血による革命よりも遥かに大きな革命が生じるからです。それは“魂の革

     命”とも呼ぶべきものです。地上の全ての人間が霊的存在としての本来の権利---霊の自由を享受する

     権利を手にすることにすることになります。その時には何世紀にもわたって人々の魂の足かせとなっ

     てきたものが、全て取り払われることでしょう。私たちが忠誠を尽くすのは一つの教義でもなく、一

     冊の書物でもなく、一つの建造物でもなく、生命の大霊とその永遠なる摂理です。いずれ、強大な霊

     力が物質界へと流入します。あらゆる国において、その威力が感じ取ることができるようになりま

     す。地上世界の利己主義と無知を駆逐するという重大な仕事には多くの苦労がともないますが、いつ

     かはかならず成就します。」

    ・P53LB1~54/1

    「私たちは、今度こそは“唯物主義”と“利己主義”の勢力が絶対にはびこらないように努力しています」

     自分たちを破滅へ追いやろうとしている地上人を救いたいという利他愛の思いです。

          (→救うには「霊的成長」と「魂の救い」が必要)

③霊界通信には必ず霊媒の潜在意識が混入しますが、シルバーバーチはそれを防ぐために霊媒(バーバネル)が

  母体に宿った時から、綿密な準備を行い霊媒(バーバネル)の身体の癖や考え方などを把握し、100%自分の

  伝えたいことが言えると述べています。

(シルバーバーチの教え・上)P22/5~P23/LB6

     「そのためにはメッセージを受け取ってくれる霊媒を探し出す必要があることも知らされました。そこ

     で私は霊界の記録簿を調べ、この霊媒に白羽の矢を立てました。それはこの霊媒がまだ母胎に宿る前

     の話です。私は彼が母胎に宿る一瞬を注意深く待ち、いよいよ宿って自我を発現し始めた瞬間――と

     言っても、まだほのかな明り程度のものに過ぎませんでしたが――から私なりの影響力を行使し、今

     日まで続いている一体関係がその時から始まったのです。私はこの人間の霊とその小さな精神の形成

     に関与しました。誕生後も日常生活のあらゆる側面を細かく観察し、互いの一体関係を促進し、物の

     考え方や身体上の癖を呑み込むように努めました。つまり私はこの霊媒を霊と精神と肉体の三面から

     徹底的に研究したわけです。

     次に私がしなければならなかったことは、この霊媒を霊的真理の理解へ向けて指導することでした。

     まず地上の宗教を数多く勉強させました。そして最終的には彼はそのいずれにも反発を覚えて、いわ

     ゆる無神論者になってしまいました。が、それはそれなりに当人の精神的開発にとって意味があった

     のです。これで霊言霊媒となるべき一通りの準備が整いました。」

    時間をかけた周到な準備があったからこそ、シルバーバーチの伝えたい事を確実に伝えられることがで

    きたと言えます。

         →このことから、他には見られない特殊な霊界通信であることがわかります。

 ④半世紀以上にもわたる“長い通信期間”

    「霊訓」のモーゼス-------10年

    「シルバーバーチの霊訓」-------60年 →これほど長い期間にわたって通信を送ってきた霊はいません

①~④のことから「シルバーバーチの霊訓」の特殊性や使命の大きさ、量・質・スケール・深さ、他の霊界通信を凌ぐ卓越性がうかがえます。

●他の霊界通信

「霊の書」------1857年~  アラン・カルデックの編集・聖ルイの統括

           (賢王と呼ばれた「ルイ9世」)

           さまざまな交霊会(さまざまな霊からの通信)を検証し、個人的内容を削除し思想的

           体系化を図る)

       フランスから南米(ブラジルなど)へ  スピリチュアリズム→スピリティズム

 「霊訓」-------1873~83年 霊媒ステイントン・モーゼス 通信霊インペレーター

       イギリスからヨーロッパへ

   その後、40年近く経って、

「シルバーバーチの霊訓」-------1920年~80年ごろ 

  世界3大霊訓の「再生」という問題の取り上げ方の中に、

  「人類の進歩とともに啓示の内容も進歩する」ということが現れている

     「霊の書」・・・ごくわずかに語られている

     「霊訓」・・・控えめに肯定(我らなりの配慮により公言を避けている。まだその機が熟していないか

           らである。)

     「シルバーバーチの霊訓」・・・再生の事実を大きく取り上げ、魂・霊の向上進化のために

                   必要不可欠と説いている

●シルバーバーチの霊訓の素晴らしさ

 ①地上で生きるための真理、生活するのに必要なものを教えてくれている

   私たちが地上で実践できるよう、分かり易い言葉で説いている            

 ②これまでどの宗教も明らかにできなかったことを説いている   

   ・祈りの対象は、大霊(神)と摂理のみ            

   ・人間と大霊(神)は摂理を通してつながっている                

   ・摂理によってすべてが運行されている                          

  (今までの宗教の説く神との関わり)   (シルバーバーチの説く神との関わり)

  神の直接関与・神の同情や恩寵を期待 ⇔ 摂理による機械的支配(特別扱いも奇跡もない)

  中途半端な人間的感情をもつ神よりも、一見冷たそうだが、機械的に摂理=因果律が働くということは、

  完全な平等・公正が働いている。

 ③人間は地上で生きている今も霊的存在であることを教えてくれている                 

   死んでから霊になるのではなく、地上に生まれる前から今も霊である

シルバーバーチの霊訓は、地上人にとって最高の人生の指標を示してくれています

 何のために生きているのか・・・・・永遠の霊的成長、霊的同胞世界の確立のため(目的)

   すべての人間は神の一部である分霊を分け与えていただくことで生命を得ました。

   神はすべての人間の霊的親ということは、人間は同じ霊的親を持つ兄弟姉妹になる(地上の親は肉体的親)

 どうやって生きていけばいいのか・・・・摂理に沿った生き方(目標)

    (霊主肉従の努力、利他愛の実践、苦しみの甘受)

  物質欲や肉体本能からくる欲望より霊的なものを優先する努力と、人の役に立つ生活を心がけ、様々な苦しみ

  や困難から逃げるのではなく、自分に必要な体験だと悟り乗り越える努力をする。

  これらを実践できた時が最高の地上人生となります。

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