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「霊的世界観」〈5〉

地上人と霊界の関係 ◆霊界との関係 私たち地上の人間が受ける霊界にいる存在者(霊界人・天使など)からの働きかけとは… 今この時、私たち地上の人間は霊界とどのような関係・交わりを持っているのか… 今回は私たち地上の人間と霊界との関係、関わりをみていきます。 さまざまな働きかけを、4つに分けることができます。  全人類に向けての最も重要な働きかけ (1)霊界サイドからの大々的な働きかけ    ・霊界挙げての地上人類救済計画が進行中    年2回の審議会(イエスを中心とする大審議会)にて進捗状況の報告と計画の見直しがされます。 『シルバーバーチの教え』(下)P.45/LB1~P.46/3 「大審議会では数か月間の仕事を見直し、新たな計画を作成し、指導霊一人ひとりに役割が与えられます。私たちは大きな励ましを得て心を鼓舞され、再び各自の使命を果たすために地上近くへ降りてまいります。私は皆さん方の援助によって力を与えられ、地上人類が少しでも大霊に近づくことができるように努力しているのです」 『地上人類への最高の福音』P.103/2~9 「一時的にインスピレーションがあふれ出たことはありますが、長続きしていません。このたびのコミュニケーションは組織的であり、協調的であり、管理・監督が行き届いており、規律があります。一大計画の一部として行われており、その計画の推進は、皆さんの想像も及ばないほどの協調体制で行われております。背後の組織は途方もなく巨大であり、細かいところまで見事な配慮がなされております。すべてに計画性があります。そうした計画のもとに霊界の扉が開かれたのです。このたび開かれた扉は二度と閉じられることはありません」                  『霊性進化の道しるべ』P.89/7~LB1 「この真理普及の仕事にたずさわっておられる方に常に忘れないでいただきたいのは、背後に控える勢力は、皆さんが人のためと思って努力なさるのと同じように皆さんのためを思って働いているということです。皆さんの目から目隠しを取り除いてその勢力を目のあたりにさせてあげることができたらと、どれほどわたしは願っていることでしょう。わたしが見ている通りにみなさんがご覧になれたらと、どれほど願っていることでしょう。そうすれば、絶望など絶対になくなることでしょう。暗い陰など、皆さんの存在のどこにも居座る場所はなくなるはずです。辺りを包んでくれている勢力の強大さを認識されるからです」  (では、どのように計画が進行していくのでしょうか。具体的にどうするのでしょうか。) ・霊的真理を地上にもたらし、真理による霊的救いを進める    一人ひとりに真理を手渡し理解することで救われていきます。    霊的な教えは宗教が説き導くはずでしたが、霊的な教えよりも儀式や儀礼に重きを置くようにな    り、本来の役割を果たせず地上の人間を救うことができませんでした。    地上の宗教に代わり、スピリチュアリズム運動により霊的真理を広め救いをもたらします。      それは、 地上で初めてで最大の宗教革命の展開です。 『シルバーバーチの教え』(上)P.40/3~4  「私たちが携わっている仕事には重大な目的があります。絶対不変の摂理の存在を証明すると同時に、 地上の人間に慰めを与え、霊的知識を広めるという目的があるのです」 『シルバーバーチの教え』(上)P.43/LB3~P.44/1 「霊的無知の中で地上人は、神の摂理にそって生きるのではなくに暗黒と絶望へ向かう道を選択してしまいました。そこで私たちが希望と光明、安らぎと調和へと導く叡智をお教えしようとしているのです」 『シルバーバーチの教え』(上)P.47/LB2~P.48/4 「見た目には混乱しているようであっても、地上に真理が広まることによって神の意図が具現化し、調和と平和が訪れるようになります。こうしたことを申し上げるのは、あなた方に、地上に真理を広めるための壮大な計画の一端を知ってもらい、私たち霊界の者がこうして物質の世界へ戻ってきたのは、それを推進するためであることを理解していただきたいからです。そして今回の地上生活を終えるまでに、あなた方一人ひとりに果たさなければならない役割があることを知っていただきたいのです」 (どのようにして、霊的真理を地上へ下ろすのでしょうか。) ・交霊会によって霊的真理を地上にもたらす     → 霊的真理を地上に普及させ、人類の霊的救いを進める 具体的な真理普及には地上人の協力が必要です。多くの人に広めるには多くの地上の道具が必要です。  『シルバーバーチの教え』(下)P.38/6~12 「このサークルの方たちとはすでに何度もお会いしていますので、私たち霊団との絆が強化されています。霊団の中には皆さんの知らない霊、名前を聞かされても分からない霊が大勢いますが、いずれもお役に立ちたいという一心で来ており、彼らは評価も報酬も一切求めてはいません。そうした霊たちがこの場を訪れるのは、地上界へ霊的知識を届け、真理の普及を促進し、間違ったことを改め、悲しみと迷信を駆逐し、光明を広げ、痛みと苦しみの代わりに幸せと平和と繁栄をもたらす手段(霊媒と出席者)があるからです」 ・地上のスピリチュアリストは、霊界の大霊団にとっての地上の道具・足場  スピリチュアリズムの展開、推進には必要不可欠なものです 『シルバーバーチの教え』(上)P.42/2~LB2 「霊的真理に目覚める人の数が増し、大霊の霊力の道具が増えるにつれて、少しずつ霊的な光明が地上界に行きわたるのです。 霊に関わることは慎重な配慮による養成と進歩を要します。急激な変心は永続きしません。私たちの仕事は永続性を目指しています。一人また一人と大霊の道具となり、暗闇から光明へ、無知から知識へ、迷信から真理へと這い出ることによって地上界が進歩するのです。その一人ひとりが物質第一主義の棺に打ち込む一本のクギなのです」 『シルバーバーチの教え』(下)P.190/1~9 「何十年にもわたる努力が水の泡となることがあります。今この時も、物質界の至るところで、こちらからの反応に応えてくれる人間を見いだし、霊界からの影響力を及ぼそうと働きかけている霊が大勢います。 (――指導霊たちは、人類の進歩に関わる運動(スピリチュアリズム)に働きかけているのでしょうか) 物質界の進歩のために役立つ仕事をしている人々には、それに拍車をかけて発展させようとする霊団が援助します。善を志向する努力が、無駄になることは決してありません。人類を向上させたいと願っている人、人類への奉仕を切望する人、大霊の子どもたちの苦しみを取り除くために戦っている人の背後には常に多くの霊が待機しているのです」 『霊性進化の道しるべ』P.115/3~P.116/4 「しかし忘れないでいただきたいのは、皆さん方のような地上での道具がなくては、わたしたちも何も為し得ないということです。皆さんはわたしたちに闘いのための武具を供給してくださっているようなものなのです。皆さんの力をお借りする以外に地上には頼りにすべき手だてが何もないのです。喜んでわたしたちに身をゆだねてくださる人以外に、道具とすべきものが無いのです。その道具が多すぎて困るということは決してありません。こちらの世界では、使用に耐えられる人物の出現を今か今かと待ちうけている霊がいくらでもいるのです。わたしたちの方から皆さんを待ち望んでいるのです。皆さんがわたしたちを待ち望んでいるのではありません。地上への降下を待ち望んでいる霊力には、その表現形式が無数にあります。種類も様式もおびただしい数があり、さらには、用意された通路に合わせて形態を変えます。もっともっと多くの人材――これがわたしたちの大きな叫びです。いつでも自我を滅却する用意のできた、勇気と誠意と率直さにあふれた男女――霊力がふんだんに地上世界へ降下して人生を大霊の意図された通りに豊かさと美しさと光輝にあふれたものにするためならいかなる犠牲をも厭わない人材がほしいのです。わたしたちの仕事は、人生意気に感ず、の気概なくしては出来ない仕事です。その仕事の尊厳に誇りを覚えて全身全霊を打ち込むようでなくては成就できません」                 『霊性進化の道しるべ』P.160/10~13 「スピリチュアリストをもって任じておられる皆さんは、大いなる真理の管理人でいらっしゃいます。前哨地を守る番兵として新しい時代の構築に協力してくださっているのです」 (ここからは個人に対する働きかけです。) 2)よい働きかけA〔守護霊〕   ・生まれた時からすべての人に一人の守護霊が付き添う      誰もが守護霊の導きと守護の中で、地上人生を送る 苦しみ悲しみの時は、慰め勇気と援助をくれます。 間違った方向へ行こうとした時には、必死に押しとどめようとします。  摂理違反をした時には、成長の足かせとなるカルマを清算するための道を用意します。 それは苦しみの体験となって私たちに前にあらわれます。すべて、地上人の成長・進化・向上のためです。    このように、 地上の人間は、守護霊の完全純粋な利他愛で愛されています 守護霊は各自の性格、気質、カルマ、人生行路すべてを当事者以上に知っています。 また、祈りや願いに耳を傾け摂理内での(守護霊にできる範囲)援助をしてくれます。 ゆえに、守護霊は霊的教師であり、神の愛の代理者「利他愛の執行」なのです。 『霊性進化の道しるべ』P.71/8~LB1 「あなたはご存知なくてもあなたをよく知っていて、誕生の時からずっと待ってくれている、大勢の霊的家族の愛があることを知ってください。そうした大勢の霊がこれまでずっとあなたを鼓舞し、保護し、導き、目にこそ見えなくても現実的影響力を行使してきたのです。喜びをともに喜び、悲しみをともに悲しんできました。まさしく笑いも涙も分け合ってきたのです。そうした霊とあなたとは文字どおり一体であり、決して見捨ててはおきません。あなたの方から一歩近づけば、彼らはさらにもう一歩近づくように援助します」  『地上人類への最高の福音』P.40/5~8 「いついかなる時も、あなたの身のまわりには見えざる存在がいてあなたを導き、守護し、あなたの存在価値を最大限に発揮させるべく働きかけているということです。一人ぽっちでいることは決してありません。見捨てられることは絶対にありません」  『地上人類への最高の福音』P.87/8~P.88/2 「スピリチュアリズムを知ったことによって生じる一ばん大きな違いは、自分が一人ぼっちでいることが絶対にない、ということを知ったことです。いつどこにいても、霊の世界からの愛と友情と親愛の念を受けているということです。最善をつくしている時には、かならず霊界からの導きの力が加わっていること、あなたの持っているものから最善のものを引き出し、あなたの人生から最高のものを学び取ってくれるようにと願っている、友愛と親切心と協調精神に満ちた霊が身近に存在してくれているということです。このことがスピリチュアリズムがもたらしてくれる、一ばん有り難いことです」 『霊の書』P.206/5~P.207/10 (――守護霊が人間を見捨てるということが有り得ますか。) 「いくら忠告を発しても聞く耳を持たず、低級霊の誘いに完全にはまってしまったと見た場合は、手を引くことがあります。と言っても見捨てるわけではありません。わずかなチャンスを狙って善の道に引き戻そうとします。守護霊が人間を見捨てるのではなく、人間の方が守護霊の言うことに耳を貸さなくなるということです。霊性が目覚めて善性を求めるようになれば、喜んで受け入れます。それほど労が多く、報われることが少なく、忍耐のいる仕事に高級霊が携わるのが信じられないと思われる方には、こうお答えしましょう。まず第一は、我々は高遠の世界からわざわざ地上まで下降してくるわけではありません。計り知れないほどの距離も我々には何の障害にもならず、次元を異にする世界にいても交信は可能だということです。もう一つは、我々には人間には想像もできない資質があるということです。神は我々の手に負えないほどの仕事は決して課しませんし、人間を、友も援助者(背後霊団)も付けずに地球という孤島に島流しにしたわけではありません。一人一人に必ず守護霊が付いており、父が我が子を見守るように、一瞬の休みもなく見守っています。言うことを聞いてくれれば喜び、無視されると残念がっております」  (――人間が悪の道に入って行くのを守護霊も許すことがあるとおっしゃいましたが、それは邪霊集団に太刀打ちできないからでしょうか。) 「そうではありません。太刀打ちする、つまり邪霊集団と張り合うよりも、思い切ってその道に入らせても本人は必ずや間違いを悟って大きく成長するという確信があるからです。 守護霊は常に賢明な助言の思念を送っていますが、必ずしも聞き入れてもらえません。邪霊がつけ入るのはそうした弱点、スキ、慢心などを通してです。それに負けるのは、抵抗するだけの霊性が身についていないことを意味します」                     ・守護霊の導きの目的は、人間の霊的成長   (守護霊の一番の願い) 『シルバーバーチの教え』(上)P.49/11~14    「私たちは何一つ見返りを求めていません。栄誉を欲しているわけではありません。ただ、皆さん方のお役に立ちたいと思っているだけです。忘れられてしまっていた霊的摂理を改めて啓示し、それによって地上の人間が物質界にも存在する霊力を再発見し、新たな希望と新たな生命を呼び覚ますことになればと願っているのです」   ・愛情からの献身的働きかけ、純粋な利他愛の実践行為 『シルバーバーチの教え』(上)P.184/4~6.P.186/4~7 「私たちがお届けする霊の世界からの贈り物の意味を正しく理解すれば、私たちが地上界へ降りて仕事をするのは、あなた方に対する愛の思い」以外の何ものでもないことがお分りになるはずです」 『霊的新時代の到来』P.72/9~P.73/LB2  「何とかせねばならないことがあることを知りながら、心の安らぎを得ることができるでしょうか。地上の同胞が、知るべき真理も知らされずに、神の御名のもとに間違った教えを聞かされている事実を前にして、わたしたちが安閑(あんかん)としていられると思われますか。 光があるべきところに闇があり、自由であるべき魂が煩悩に負けて牢に閉じ込められ、人間の過ちによって惹き起こされた混乱を目(ま)のあたりにして、わたしたち先輩が平気な顔をしていられると思われますか。わたしたちがじっとしていられなくなるのは、哀れみの情に耐え切れなくなるからです。霊的存在として当然受けるべき恩恵を受けられずにいる人間がひしめいている地上に、何とかして大霊の愛を行きわたらせたいと願うからです。大霊は、人間に必要不可欠のものはすべて用意してくださっています。それが平等に行きわたっていないだけのことです。偉大な魂は、他の者が真理に飢え苦しんでいる時に、自分だけが豊富な知識をもって平気な顔をしていられないはずです。わたしたちにとって、地上の人間を指導していていちばん辛いのは、時として皆さんが苦しんでいるのを心を鬼にして傍観しなければならないことがあることです。本人みずからが闘い抜くべき試練であるということがわかっているだけに、はたから手出しをしてはならないことがあるのです。首尾よく本人が勝利をおさめれば、それはわたしたちの勝利でもあるのです。挫折すれば、それはわたしたちの敗北でもあるのです。いついかなる時も、わたしたちにとっての闘いでもあるということです。それでいて、指一本、手出しをしてはならないことがあるのです。このわたしも、人間が苦しむのを見て涙を流したことが何度かあります。でも、ここは絶対に手出しをしてはならない、と自分に言い聞かせました。それが摂理だからです。その時の辛さは、苦しんでいる本人よりも辛いものです」 『霊性進化の道しるべ』P.29/10~LB1 「わたしたちがこの暗黒の地上へ舞いもどってくるのは、地上人類への愛があるからこそです。無明から光明へと目覚めていただく、そのお手伝いをしたい――それ以外に理由はありません。住みなれた光明界の楽しみや美しさはそうたやすく手離したくはありません。が、それをあえて振り切って地上へ降りてくるのは、わたしたち指導霊の一人ひとりにとっては、それが光明界の楽しみや美しさにも勝る、偉大な仕事であるとの認識があるからです」   ・地上の人間が守護霊の存在と導きの事実を知っていると、守護霊が働きかけやすい  守護霊にとって地上人から近づいてくれることはうれしいことです。  そうすることで守護霊と地上人の関係も強固な親密なものになります。  守護霊は地上人に気付いてもらえないが、忍耐強く寄り添ってくれている存在です。  『シルバーバーチの教え』(下)P.191/7~P.192/1 「(指導霊からの積極的な働きかけを受けている人が、それに気づかないということがあるでしょうか) 大いにあります。その事実を知ってくれる方が、知らないままでいるよりも協力関係を強化することができます。 (指導霊の存在を知ることによって、もっと霊力を受けやすくなるのでしょうか) 指導霊の存在を知っていれば、その人間と霊との関係はより親密になります。知らずにいるよりは知っている方が好ましいのです」 『霊的新時代の到来』P.33/9~13 「両者の関係がどこまで親密となるかは、地上の人間の霊的成長しだいで決まることです。守護霊の働きかけをまったく感受できない場合は、霊力を使用して外部環境から操作せざるを得ません。意識的協力が不可能な場合は、無意識のうちにでも協力関係をもたねばなりません。霊界からの働きかけは霊的にしかできませんから、いつどこであろうと、条件が揃った時にその影響力が届けられるように配慮するわけです」  ・守護霊の決定は、上位の指導霊の任命によって決定される  同じ霊的家族のメンバーであることが多い  (守護霊になることで守護霊自身のカルマ解消、霊的成長にもなっています) 守護霊の身元を知る必要はない    (死後守護霊と会い誰かがわかります。好奇心で知りたいと思うことは低級霊に隙を与えます) 『霊性進化の道しるべ』P.230/LB2~P.231/9 「霊には高級霊にのみわかる特質があり、守護霊の任命はその特性を考慮して、両者の進化にとっての利益の共通性を主眼として行われます (――やはり守護霊も他の誰かによって任命されるもので、守護霊自身が人間を選ぶわけではないということですか) その通りです。必ず任命によって行われます。こちらの世界にはこちらなりの法則があり、それは地上よりはるかに厳格です。守護霊と人間との関係がうまく行くのは、当初において霊の資質のすべてが知れているからです。学校と同じです。学校長はあずかった生徒の潜在的特質を知りつくし、教師の才能を知りつくせば、どの生徒はどの教師のクラスが適切であるかが適確に判断できます。不幸にして地上ではそうした要素のすべてが知れるとは限らないというだけです。が、こちらの世界ではすべてが知れるのです」 守護霊は、誕生の時から肉体の死までずっと寄り添っていますが、それ以外に地上人に時々に応じてつく良い影響を与える霊がいます。 (3)よい働きかけB〔背後霊〕  ・地上の人間には、一人の守護霊以外に、地上の人間の仕事や使命を縁にとして、複数の霊が背後から導きをすることがある → 〔背後霊〕  人にによってさまざまです。背後霊の全くいない地上人や多くの背後霊が付く地上人がいます。  すべての地上人についているわけではありません。  ・交霊会における指導霊は背後霊に含まれる  交霊会における指導霊・スピリットヒーリングの霊医なども背後霊です。  人のために何かしようとしている人には付いています。  使命や仕事に応じ、人数が変わったり霊が入れ替わります。  では、背後霊のその目的は何でしょう。 ・純粋な利他愛、無償の愛で地上の人間に協力し助け導く 『霊性進化の道しるべ』P.48/3~7 「背後霊団のことを申し上げたのは、あなたもこちらの世界からの愛の保護下にあることを知っていただきたかったからです。人のためと思って努力している人々はみな霊界からの愛とエネルギーに取り囲まれていることを自覚し、仕事においてどれほど励まされ、勇気づけられ、感動させられ、そして支援されているかを知れば、いっそうの熱誠と情熱と集中力とをもって闘いに挑んでくださることと思うのです」 『最後の啓示』P.42/6~P.43/LB3 (───指導霊はどのようにして決まるのでしょうか。(ここでは守護霊も含めた背後霊全体の意味で訊ねている)  「時として地上での前世の縁で指導霊になる場合もあります。どうしても片づけなければならない事 が地上にあって、そのために再生することになった場合、霊的自我はあらかじめそのことを承知しております。そして同じ霊系の高級霊の指導のもとに段取りを整えます。  指導霊としての責務を引き受けた霊は、それまでに身につけた霊的資質の多くを犠牲にして(波動を下げて)、この魅力のない世界───と言っては失礼ですが───の圏内へと降りて来ます。  それは、危険と犠牲を強いられる仕事ですが、それを敢えて引き受けることができるということは、その霊の進化の水準の高さの証明でもあるのです。   その犠牲的献身によって地上の人々の人生に光明をもたらし、生きる目的を見出させ、使命を成就させることになるのです。ここに愛の摂理の実践の典型があります」  ・背後霊の3つのケース   a)地上時代の職業を縁とする(医者・芸術家・音楽家・宗教者など) 霊界では、地上時代になかった自分の才能を進化させるようになり、もっとその才能を役立てたいと思うようになります。 そして、自分と同じような特性を持つ人間の背後に付き援助します。 ヒーラーには霊医(かつては医者や治療者だった霊)というようにです。 『シルバーバーチの教え』(下)P.194/7~P195/1 「(例えば新聞記者などある種の能力を身に付けた人間は、すでに他界している、かつて地上で同じ仕事に携わっていた霊から、援助や導きを受けるようになるのでしょうか) はい、なります。地上世界でもこちらの世界でも、いったん身に付けた能力が失われるようなことはありません。地上世界で発揮していた才能は、霊界に入ってからも進歩していきます。そしてさらに向上すると、自分と同じ才能を持った地上の道具を見つけたいと思うようになります。地上で同じ能力を発揮している人間に働きかけることによって、自分の才能をよりいっそう進化させたいと望むようになるのです」 『霊性進化の道しるべ』P.199/LB5~LB2 「地上には偉大な科学者、偉大な発明家、偉大な教育家と呼ばれている人が大勢いますが、実際はこちらの世界からの情報の媒体にすぎないのです。真理とか発明とかは地上に届けられればそれでよいのでして、誰がそれを伝達するかはどうでもよいことなのです」 b)背後霊自身のカルマ解消と霊的成長を目的として  自分の利己的行為の償いとして、その犠牲となった人を守るために背後につく場合や、無知のため摂理違反をしたり成長できない人を導くために背後霊になる場合があります。 そうすることで、背後霊自身のカルマ解消と霊的成長になるからです。 『霊訓』(上)P.30/LB2~P.31/3 「背後霊は必ずしも指導する目的のみで付くのではない。そういう場合が一番多いのではあるが、時には背後霊自身にとっての必要性から付くこともある。が、その場合でも人間を教え導くという傾向は自然に出てくる。また時には特殊な使命を帯びた霊が付くこともある。性格に欠けたものがあって、 それを補ってやるために、その欠けたものを豊富に有する霊が選ばれることもある。反対に霊の 側に欠けたものがあり、それを身につけるために適当なる人間を選ぶという場合もある。これは高級なる霊が好む手段である。己の霊的向上のために、敢えて指導が困難で不愉快な思いをさせられる人間に付くことを自ら希望する霊もいる。その人間と苦労を共にしつつ向上していくのである」  『霊訓』(上)P.51/11~P.52/1 「地上的体験は貴重なのである。その体験を得んとして大勢の霊が地上に戻り、霊媒の背後霊となりて己に必要な体験を積まんとしている。それは、ある者にとりては情愛の開発であり、ある者にとりては苦しみと悲しみの体験であり、またある者にとりては知性の開発であり、感情の抑制つまり心の平静の涵養であったりする。かくの如く、地上に戻り来る霊には、われらの如き特殊な使命を帯びたる者を除いては、それ自身にとりて必要な何らかの目的がある。つまり、われら並びにそなたたちとの接触を通じて向上進化を遂げんとしているのである。それは魂の自然の欲求なのである。より高き向上! より多くの知識! より深き愛! かくして不純物が一掃され、神に向いて高く、より高く向上して行くのである」 c)スピリチュアリズム運動の軍団の一員として、人類の救済を進める (高級霊による利他愛の実践です) バーバネルのシルバーバーチなどの背後霊団は、すでにカルマ解消はない高級霊団です。 『シルバーバーチの教え』(下)P.190/4~9、P193/LB2~P.194/5 「(指導霊たちは、人類の進歩関わる運動[スピリチュアリズム]に働きかけているのでしょうか。) 物質界の進歩のために役立つ仕事をしている人々には、それに拍車をかけて発展させようとする霊団が援助します。善を志向する努力が、無駄になることは決してありません。人類を向上させたいと願っている人、人類への奉仕を切望する人、大霊の子たちの苦しみを取り除くために戦っている人の背後には常に多くの霊が待機しているのです」 ・背後霊の苦労  霊界から地上への働きかけは、10与えて1実るかどうかといった難しいもの 地上人への働きかけなのに、地上人は背後の導きや守護霊の存在がわかっていません。 そして霊界からの働きかけは、摂理の範囲内で行動や意思決定を強制できません。 あくまでも地上人の自由意志に任されるのです。 そのため、摂理に反した言動やせっかく見つけた地上の道具が、煩悩に負けて道から外れることが頻繁に発生します。 背後霊の最大の失意は、霊能者の堕落です。 スピリチュアリズムの道具となるべく与えられた霊能力を、名声名誉・地位・お金儲けのために使うと、当然、利己的な霊能者は良い道具になれず、低級霊の手先となってしまうことになります。 霊能者に正しい霊的知識が無ければ、その間違いに気付くこともできません。 『シルバーバーチの教え』(上)P.56/LB5~LB1 「私は時おり、霊界の高級霊たちが目に涙を浮かべている姿を見かけることがあります。地上の人間が同胞を引き上げる大きなチャンスを捨て去っている姿を見て、いつかその愚かさに気づいてほしいと願い、じっと眺めているのです。そうかと思うと、嬉しさに顔をほころばせているのを見かけることもあります。名もない人が善行を施し、それが暗い地上世界に新しい希望を灯してくれたからです」 『シルバーバーチの教え』(下)P.189/9~P.190/3 「試行錯誤の中で何とか継続しているというのが実情です。その原因は、せっかく目星をつけた道具(霊能者)がどこまでこちらの期待に応えてくれるかは、前もって判断できないからです。最後の段階で堕落して使いものにならず、何十年にもわたる努力が水の泡となることがあります。今この時も、物質界の至るところで、こちらからの反応に応えてくれる人間を見出し、霊界からの影力を及ぼそうと働きかけている霊が大勢いるのです」 『地上人類への最高の福音』P.143/LB4~LB1 「このわたしにかぎって言えば、皆さんからの大いなる愛と敬意を頂戴して、大へん恵まれた成果をあげてまいりました。その愛と敬意のお蔭で、他の霊団の多くが、必死の努力にもかかわらず、使命半ばにして挫折している中で、わたしの仕事はずいぶんラクな思いをさせていただきました」 『新たなる啓示』P.91/5~8 「霊の道具を見出すのは容易ではないのです。たとえ見出しても、その能力を開発して正しく活用するように指導するのが、また容易なことではないのです。さらに、せっかく使いものになる段階にまで育て上げたころには、煩悩が頭をもたげて、道に外れたことをやり始めます」 最後に私たち人間に悪い働きかけを与え影響を及ぼす場合です。 (4)悪い働きかけ   低級霊や邪悪霊などの働きかけです。地上人は肉体を持つがゆえに、意識していないと肉体本能優先や利己的な生活になってしまいます。そうなると守護霊よりも低級霊などの影響を受けやすくなります。 ・サタン(神に対峙する悪の勢力の支配者)は存在しない キリスト教のいう〈堕天使ルシファ〉は存在しませんが、実際には悪い影響を与える霊は存在します。 『地上人類への最高の福音』P.236/4~6 「組織的反抗といっても、聖書にあるような天界から追放された堕落天使の反乱の話を想像してはなりません。あれは象徴的に述べられたまでです」        『霊的新時代の到来』P.77/5~7 「人間的な感情をそなえた神は、人間がこしらえた神以外には存在しません。悪魔も人間がこしらえたもの以外は存在しません。それもこれも、視野の狭い人間による想像の産物です」 ・幽界下層にいる未熟な邪悪霊・低級霊が、地上の人間に悪い働きかけをする   (憑依、妨害、いたずら、からかい) こういった未熟な霊は、人間が持つ悪感情や利己心(妬み、嫉妬、自己顕示、怒り、自尊心など)に付け込んでそれらを煽りどんどん増長させていきます。 その結果、事件や事故や自殺などを引き起こします。    単なる好奇心・生半可な知識やご利益信仰などもスピリチュアリズムの普及をはばみます。 『地上人類への最高の福音』P.236/7~P.237/7  「残念ながら霊界にも真理と叡智と知識の普及をこころよく思わぬ低級霊の勢力がいるのです。そして、スキあらば影響力を行使して、それを阻止しようとするのです。こうした交霊会のほとんどすべてが、その危険下にあるといってよろしい。ただし、和気あいあいの交霊会――地上のメンバーとこちらの霊団との間の協調関係がしっくりいっているかぎり、彼らのつけ入るスキはありません。 彼らにとって最もつけ入りやすい条件は、交霊会のメンバーの間に意見の衝突があって、雰囲気が乱れている時です。この交霊会も当初はそうでしたが、次第に改善されていきました。 霊媒を通して届けられるメッセージに矛盾が多いのは、そのせいです。一種の妨害行為のせいですから、常に警戒が必要です。霊能開発を一人でやるのが感心しないのも、そこに理由があります。たった一人では、支配霊も指導霊も、邪霊やイタズラ霊を排除しきれないからです」 『地上人類への最高の福音』P.240/5~8 「いずれにしても、そうした妨害や反抗の勢力の存在をあまり大ゲサに考えるのは禁物です。善性の勢力に較べれば大したものではありません。ただし、存在することは確かです。それよりもっと厄介な存在として、地上時代の宗派の教えを死後もなお後生大事に信じて、それを地上の人間に広めようとして働きかける狂信家がいます」         『霊訓』(下)P.153/2~P154/LB5 「人類の発達と啓発のための仕事と、それを遅らせ挫折させんとする働きとの闘いである。それはいつの時代にもある善と悪、進歩派と逆行派との争いである。逆行派の軍団には悪意と邪心と悪知恵と欺瞞に満ちた霊が結集する。未熟なる霊の抱く憎しみによりて煽られる者もいれば、真の悪意というよりは、悪ふざけ程度の気持ちから加担する者もいる。要するに、程度を異にする未熟な霊が全てこれに含まれる。闇の世界より光明の世界へと導かんとする、われらを始めとする他の多くの霊団の仕事に対し、ありとあらゆる理由からこれを阻止せんとする連中である。 そなたにそうした存在が信じられず、地上への影響の甚大さが理解できぬのは、どうやらその現状がそなたの肉眼に映らぬからであるようである。となれば、そなたの霊眼が開くまではその大きさ、その実在ぶりを如実に理解することは出来ぬであろう。その集団に集まるのは必然的に地縛霊、未発達霊の類である。彼らにとりて地上生活は何の利益ももたらさず、その意念の赴くところは彼らにとりては愉しみの宝庫とも言うべき地上でしかなく、霊界の霊的喜びには何の反応も示さぬ。かつて地上で通い慣れた悪徳の巣窟をうろつきまわり、同質の地上の人間に憑依し、哀れなる汚らわしき地上生活に浸ることによりて、淫乱と情欲の満足を間接的に得んとする。 肉欲の中に生き、肉欲のためにのみ生き、今その肉体を失える後も、肉欲のみは失うことの出来ぬこの哀れなる人間は、地上に感応しやすき同類を求め、深みに追いやることをもって生きる拠り所とする。それを措いて他に愉しみを見出し得ぬからである。地上では肉体はすでに病に蝕まれ精神は アルコールによりて麻痺されていた。それが、かつての通い慣れた悪徳の巣窟をさ迷い歩き、取り憑きやすき呑んだくれを見つけてはけしかける。けしかけられた男らは一段と深みにはまる。それが罪もなき妻や子の悲劇を広げ、知識と教養の中心たるベき都会の片隅に不名誉と恥辱の巣窟を生む。そうすることに彼らは痛快を覚え、満足の笑みをもらすのである。こうした現実がそなたらの身のまわりに実在する。それにそなたらは一向に気づかぬ。かくの如き悪疫の巣がある――あるどころか、ますます繁栄しのさばる一方でありながら、それを批難する叫び声は一体地上のいずこより聞こえるであろうか。何故どこからも批難の声が上がらぬのであろうか。何故か? それも邪霊の働きに他ならぬ。その陰湿なる影響によりて人間の目が曇らされ、真理の声が麻痺されているからに他ならぬ。その悪疫は歓楽街のみに留まらぬ。その悪疫は歓楽街のみに留まらぬ。そこを中心として周囲一円に影響を及ぼし、かくして悪徳が絶えることがないのである。かつての呑んだくれは――人間の目には死んだと思えようが――相も変わらず呑んだくれであり、その影響もまた、相も変わらず地上の同類の人間の魂を蝕み続けているのである」  では次に、良い働きかけと悪い働きかけを受ける違いは何か、どんな時に受けるのかをみていきます。 (5)地上の人間は常に善悪両方の霊界からの働きかけを受けている       →それを決定するのは人間自身 人間は霊的要素と物質的要素からなる  私たち人間は一日の短い間でも霊的なことと物質的なことを行ったり来たりしています。 ・地上の人間の心(考え方)と生き方が霊主肉従 → 善なる霊の働きかけを受けやすくなる  守護霊・背後霊の働きかけを受けやすく、ますます利他的になり利他愛を実践しようとなります。 『シルバーバーチの教え』(上)P.56/6~8 「一人の人間が他の一人の人間に救いの手を差し延べようとする時、その背後では数多くの霊が群がって援助し、気高い心を何倍にもふくらませようと努めます。善のための努力が忘れ去られることは絶対にありません。奉仕への切望が無駄に終わることは決してありません」 『シルバーバーチの教え』(下)P.18/9~15 「霊界からの働きかけを受け入れやすい時もあれば、恐怖感・悩み・心配等の念に心がとらわれて壁をつくり、彼らが近づくことを困難にするときもあります。悲しみの涙に暮れていると、その涙であなたを愛する霊たちを遠くへ押しやってしまいます。穏やかな心、安らかな気持、希望と信念と自信に満ちた明るい雰囲気に包まれている時には、大勢の霊が寄ってくれることを実感するようになります」 『地上人類への最高の福音』P.195/9~11 「あふれんばかりの自信に満ちた雰囲気の中で生きていれば、霊界から援助し、導き、支えてくれる、あらゆる力を引き寄せることができるのです」       『地上人類への最高の福音』P.208/1~2 「心がけ一つで道具となれる、ということを自覚なさってください」      『地上人類への最高の福音』P.209/3~5 「わたしたちが皆さんに近づけるのは、皆さんが精神的に共感的で受け身的な状態にある時です。言いかえれば、心のドアを開いて“さあ、受け入れの準備ができました。どうぞ”と言える時です」  ・逆に地上の人間の心(考え方)と生き方が肉主霊従 →悪なる霊の働きかけを受けやすくなる 自分さえよければいいというような利己的な思いや嫉妬や物質的欲望、名声欲に駆られた生活は悪い働きかけをする霊を本人自らが呼び寄せています。 霊媒体質者はオーラが大きいため無意識の霊が引っかかる場合もありますが、その時もやはり本人に何らかの引き寄せる原因があるのです。 また、意図的に憑依する地縛霊もいます。  「多重人格」「統合失調症」などという精神疾患は憑依によるものがほとんどです。 ・低級霊や未熟霊の働きかけを受けるのは自業自得 心の持ち方、考え方、生き方次第で、どちらの働きかけを受けるかが決まる ・霊媒体質者は特に注意が必要(霊主肉従の考え方と生き方を心がける) 具体的な注意点 ・むやみに心霊現象に関心を持たない(現象レベルに興味をもたない) ・低級霊の多くうろつく働きかけやすい悪い雰囲気の場所・人混みは極力避ける ・自分の心を落ち着かせ清らかにして、利己的な思いを無くす努力をする  (すべてなくすことは無理だが、努力することが大切) 利他愛で心を満たしている時は善霊しか寄ってきませんし、悪い働きかけをする低級霊未熟霊は近寄れません。 『霊的新時代の到来』P.67/11~LB1 「心に邪(よこしま)なものさえなければ、善なるものしか近づけません。善性の支配するところには善なるものしか存在し得ないからです。こちらの世界から近づくのも大霊の使徒のみです。あなた方は何一つ恐れるものはありません。あなた方を包み、あなた方を支え、あなた方に霊感を吹き込まんとする力は、宇宙の大霊からくる力にほかならないのです。 その力は、いかなる試練においても、いかなる苦難においても、あなた方の支えとなります。心の嵐を鎮め、絶望の暗闇から知識の光明へと導いてくれます」 《感想》 本当の住むべき場所は霊界であり、自分の属する霊的グループのみなの霊格が上がるよう霊的成長していこうと改めて思いました。  今日はスピリチュアリズム運動の展開が印象に残りました。地上はまだまだ多くの悲劇があります。私一人にできることは小さいですが、霊界の大霊団の道具になれるよう自分磨きをしていきます。  以前の守護霊の学びを思い出し、深めることができました。守護霊は見返りを求めることなくずっと寄り添ってくれている、また霊的成長できるよう試練を与えてくれている。この事実を胸に刻んで過ごします。そして、背後霊に対する学びを深めることができて充実した時間でした。背後霊自身がカルマの解消のために難しい人間につく。厳しい試練の時にはそんな背後霊もいると意識しようと思いました。  前回の読書会から2か月になりますが、霊主肉従の心が薄くなっていました。そのタイミングで今日の話は心に沁みました。私の自由意志を善の心に使う時間を増やして過ごしていきます。 (30代男性)



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